IT業界とは異なる分野で営業職として働いていた頃、自分がやりがいを感じることは何かを改めて考える機会があり、小学生の頃からプログラミングに没頭していたことを振り返り、エンジニアへの転職を志しました。当時の福岡のIT企業は大手IT企業の下請け的な仕事が多く、仕事が作業になりがちだと感じていたのですが、グルーヴノーツは、自社のプロダクトを通じて、クライアントと同じ目線をもって課題解決に取り組むことができるという点に魅力を感じました。
当社は、企業に先端IT技術を提供するマゼラン事業と、子ども向けの教育コンテンツを開発し、提供するテックパーク事業を行っています。私はマゼラン事業部で量子コンピュータやAIを活用できる企業向けクラウドプラットフォーム「MAGELLAN BLOCKS(マゼランブロックス)」を開発するプロダクトチームに所属しています。さまざまな業界の大手企業をクライアントに持ち、多くの関係者と未来志向や第一線の業務について議論を重ね、課題を共に解決していくことがやりがいに繋がっています。
LLM※を含むAIや量子コンピュータなど、時代の最先端にある技術を製品に組み込んでリリースを行い、これまで解決できなかった課題が技術的な進歩によって解決できるタイミングをいち早く体感できることは、私たちの仕事のおもしろさの一つだと思います。難しい課題に対してもチャレンジを続けることを心掛けているので、新たなものを生み出した時の達成感は何物にも代えがたいです。
※Large Language Models(大規模言語モデル)の略
コロナ禍以降はリモート勤務が基本となっていますが、オンラインを通じたコミュニケーションは活発に行われています。また、私が所属するプロダクトチームでは、社内ミーティング後に雑談を楽しむことが定番となっています。オフィスにはバーカウンターがあって、仕事終わりにはお酒も楽しみながら自然とみんなが集まり、歓談を楽しんでいます。
いつまでもチャレンジ精神を忘れない社風が一番の魅力だと思います。エンジニアにとって、チャレンジし続ける会社に所属することは、自分自身の成長に繋がる大きな要因になると思いますし、現状に留まらず、より良い仕組みや考え方をそれぞれの役割の中で、それぞれの社員一人一人が考えていくことで、いい組織が生まれるのではないかと思っています。私自身もそのような考え方を持ち、常にチャレンジし変化をし続ける存在でありたいと思っています。
エンジニアを目指すなら、地道ですがプログラムをひたすら書いておくときっと役に立つと思います。現在はAI技術を使ったプログラムの書き出しもできますが完璧ではありません。間違いを見つけるには、やはり自分でプログラムを書いた経験がものを言うのではないでしょうか。IT業界で自分の得意分野を生かしてクライアントの課題解決の手段を考えたいと思う方がいれば、ぜひエンジニアにチャレンジしてほしいです。
※掲載情報は取材当時(2024年11月時点)のものです